こんにちわ。
今週Kindle版で”パワーかフォースか”の電子版を購入し、先日に読み終わりました。
20年前に手に取った本ですが、以前は全くわかっていなかったという悲しい事実が判明しました。
この本は、今の時代になっても色褪せない重要なメッセージがあり、
その内容が普遍的で真理に沿っているからこそ、
改訂版がでたり、増版されているのだと思います。
以下では私の見解を書いていきますね。
キネシオロジーテストの妥当性
キネシオロジーテストとは、人の潜在意識に眠る情報を筋肉の反応によって読み取る手法です。
有名な手法はOリングテストで、一人でも実行することできます。
「AはBです」というようなYes、Noで判断できる、なるべく曖昧ではない質問をして、
筋肉の反応が強まるなら”Yes”、弱まるなら”No”というシンプルな手法です。
こんな単純な方法ですが、効果は抜群であり、著書では面白い実験結果を載せています。
農薬栽培されたりんごを見せてテストをすると全員から弱い筋肉反応を得る。
有機栽培のりんごを見せると筋肉に強い反応を得る。
他にも、
添加物入りのジュースを持たせてテストすると筋肉が弱まる。
100%自然の飲み物を待たせてテストすると筋肉が強まる。
暴力的なパンクロック音楽を聴かせると筋肉が弱まる。
モーツァルトなどのクラシック音楽を聴かせると筋肉が強まる。
といった具合です。
私たちの体は何が健康的で、何が不健康なのかを明確に理解しています。
そして、この手法は汎用性があり、
無くした財布がどこにあるのか?
職場の上司と私の相性が良いか?
転職検討先は私の本来の生き方に沿ってるか?
など、コツを掴めばわかるようになってきます。
実は、人間の筋肉の力の強弱を見るだけで、必要な情報がわかるようになっているんです。
これは情報はすでに内側にあったということを示しています。
人間の心とアカシックフィールド
この本では”全ての情報が内側にあった”
というトンデモ理論とも言い切れない現象を簡単に説明しています。
以下抜粋
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「各々の人間の心は、巨大なデータベースに永遠に接続されているコンピュータ端末のようなものである。そのデータベースは人間の意識そのものであり、そこで起きる我々自身の認識は、単なる個別の表現にすぎない。しかし、そのルーツには、全人類が共有する意識の源がある。」
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要するに、意識が特定の情報において、個人の体に反応して現れるということになります。
私たちは普段から考えたり、思考したりすることを瞬間瞬間していますが、
それは脳内のみで起きているわけではない、、、
と視点を切り替えて考えると、現実的になってきます。
実際に物理学者ロジャーペンローズは、遥か昔からこのことについて洞察を得ていました。
それを「量子脳理論」として仮説を立て、
意識は脳内の微小管と言われる部位が”ある特定の条件”によって量子コヒーレントな状態に遷移し、
宇宙に存在する量子が、時間と空間を超えて私たちの脳と瞬時にもつれあっているのではないか。
と考えました。
哲学者アーウィン•ラズロはこの仮説を拡大させ、
宇宙は情報の海であり、すべての情報が宇宙に格納されていると考えました。
それをAフィールド(アカシックフィールド)というかっこいい名前を付けて、
「叡智の海・宇宙」という本で、その理論の詳細について書いています。

まとめると、、
宇宙の図書館と言われる”アカシックフィールド”が実際に存在し、
Oリングテストという、至ってシンプルな手法でそこにアクセスができてしまう。
夢のような話が現実で起きています。
参照動画↓
意識のエネルギーレベル
ホーキンズ博士はキネシオロジーテストを応用して、20年にも渡り被験者を集めて科学的客観性を担保しながら、人の意識のエネルギーレベルを1〜1000 の数値として体系化しました。

ホーキンズ博士は、
•200未満 → フォース(Force)に引っ張られる生き方
•200以上 → パワー(Power)に基づく生き方
と境界線を設けました。
パワーに基づく生き方が自分の人生を本当に生きるデフォルト値になるとのことです。
フォースに支配されている生き方は
恐れ・恥・罪悪感・怒り・欲望・プライド・悲しみ
といった感情に揺さぶられ、自分の生き方を捻じ曲げてしまいます。
その歪みが、過度なストレスや体の不調となって現れて、私たちにその不調和な状態を教えてくれます。
そして、自分の選択がそういうネガ系の感情に基づいてなされていると気づかない人が意外に多く、
→嫌だけど生活のためだから、、とやりたくないことを続ける
→周りの評価を気にして自分の考えを社会の風潮に合わせて自分を捻じ曲げる
→嫌われたくないから人の意見に同調する
→本当は興味がないのに社会の流行に乗るために話を合わせる
など、自分を譲歩して社会のシステムに合わせてしまう。
そのネガ系の思考がループして、正当化され、本当の自分の声がわからなくなってしまいます。
ホーキンズ博士はこれを “Force(フォース)” に基づいた生き方としています。
外側の圧力・恐れ・欠乏感によって動かされる生き方です。
一方で、
意識レベルを200以上は、”パワー”という“存在そのものの力”に基づく生き方 です。
→周りの評価ではなく、自分の意志で動く。
→自分を偽らずに生きることが自然になる。
→嫌われることを気にせず個性を出す。
意識レベル200以下のネガ感情である恐怖や恥などに囚われずに、自分の本質(スピリット)に基づいて自分を表現していくと、
”損得や打算で生じた考え”と”本当の自分の考え”を切り分けることができるようになります。
これは、
頭ではなく心で生きるとか、
マインドではなくスピリットで生きるとか、
打算や損得ではなく、あなたの魂はどうしたいのか
というスピリチュアル的な考え方と類似しています。
掘り下げればもっといっぱい書けるのですが、情報量が多くなってしまうのでここまでにします。